女漫画家さん「ゴールデンカムイは女性を性的に使用している漫画界へのカウンターカルチャー」

『ゴールデンカムイ』でマッチョな男性のサービスシーンが多いのを狂気みたいに言う風潮があるけど、あれは女性キャラの体をわりと気軽に「サービス」として使いがちな（だった）少年〜青年マンガ界への一種のカウンターとして意図的にやっているのではと思う。もちろん作者さんの好みもあるだろうが…

— ぬまがさワタリ＠『絶滅どうぶつ図鑑』発売中！ (@numagasa) 2018年11月4日

『ゴールデンカムイ』、メジャー青年マンガで男性の体を「お色気シーン」としてバンバン見せてくる感覚がロックで凄いし、そこが「変態」「狂気」的なニュアンスだけで語られるのはちょっと違うよなと感じていて、どちらかといえばアシリパさんの扱いがまっとうだったりすることに通じる要素だと思う。

— ぬまがさワタリ＠『絶滅どうぶつ図鑑』発売中！ (@numagasa) 2018年11月4日

男性キャラを（一種のカウンター的に）お色気枠に入れるのは映画やドラマ等の海外エンタメでも強まってる潮流で、先鋭的な『ゴールデンカムイ』も同じ流れを汲むと言えるが（作者さんの好みもあってか）その要素がメジャー作品の中でもぶっちぎりで突出していて、故に「変態」的に語られやすいのかも…

— ぬまがさワタリ＠『絶滅どうぶつ図鑑』発売中！ (@numagasa) 2018年11月4日

こういう言葉、よく見かけるな。「純粋な気持ちで」作品を読んでというが、作品を見たらその意義も含めて色々考えることが私の「純粋な」楽しみ方なので。「論者じみた視点」という表現から「作品と社会を結びつけるな」という含意が伝わるけど、それはそれで不自由のような。https://t.co/kH1XhEL03i

— ぬまがさワタリ＠『絶滅どうぶつ図鑑』発売中！ (@numagasa) 2018年11月4日