平昌五輪は日本選手団の解団式を迎えたが、あの盛り上がりの余韻はまだ続いている。特にカーリング女子の快進撃と笑顔は、多くの人の目に焼き付いていることだろう。
テレビの生中継で、吉田知那美は満面の笑みでこう言った。「なっちゃーん! にっこにっこにー」--えっ? 今なんて? カーリング取材歴9年で、平昌五輪現地を取材した竹田聡一郎氏が、この言葉の謎に迫る。
準決勝の韓国戦、試合前の選手紹介で吉田知那美は自分の番になると、まずはカメラを笑顔で覗きこみ、「なっちゃーん」と誰かに向かって呼びかけ、あのビー玉のような瞳を見開いた。
そして、両手の親指と人差し指と小指の3本を立てて左右に振る特有の動きをしながら、「にっこにっこにー」である。実況を担当したNHKの塚本貴之アナウンサーはさすがにスルーしたが、これにSNSなどがおおいに反応した。
ライブライブのファン・通称“ラブライバー”が驚きながら喜んだ。少数だが、「武藤敬司?」というプロレスファンもいた(野暮な説明だが、武藤のキメポーズの指を立てる仕草が似ているからだろう)。
なんせ平均視聴率25%を叩き出した大一番である。日本の元気印・吉田知那美のにっこにっこにーは電脳世界を瞬く間に駆け巡り、拡散され、まとめられた。
そして、すかさず次なる疑問が湧く。「なっちゃんって誰だ」「吉田知那美はラブライバーなのか」。
まず、なっちゃんとは、吉田知那美と、妹の吉田夕梨花の姉、菜津季さんだ。吉田家は三人姉妹でその長女に当たる。小さい頃からカーリングをしていて、知那美も夕梨花もその影響を受けアイスに立った。
そしてもう一つの疑問、「吉田知那美はラブライバーなのか」だが、ノーだ。
この菜津季さんこそが「ラブライバーってほどじゃないですけど、好きです」と語る“黒幕”だった。韓国戦前夜に吉田三姉妹のライングループに「明日、これやって」と、にっこにっこにーの動画を添えて送ったらしい。
(適当に略)
https://www.zakzak.co.jp/spo/news/180228/spo1802280010-n1.html
うん、やる
やっと「なっちゃん」の謎がとけたわ
姉かよ