11月21日発売のホビージャパン、HJノベルス『TOKYO異世界不動産 3軒め』は、ぼく、、
すずきあきらの、おそらく最後の商業出版ライトノベル作品となります。
えー、つまり、ライトノベル作家・すずきあきらとしては最後の作品ということです。
ではなぜ、というところですが、小説を書くのがイヤになったのでも飽きたのでもありません。
なので引退宣言、でもなく。
ましてライトノベルを卒業して、大人ノベルへ行くというのでもなくて。
ようは、売れないから、です。
https://note.com/suzukiaquila/n/nb69ebb106a52
なぜ作品が売れないのか。
難しい問題です。と言いたいけれど、じつはたぶん単純です。
おもしろくないから。
もちろん自分では、最高におもしろいと思って書いているのですが、
どうやら読者にはそうは思われない、ウケない、つまらないのでしょう。
もっとも自信を持って送り出した本作『TOKYO異世界不動産』シリーズも、受け入れられませんでした。数字が物語っています。
おもしろくないから売れないのでしょう。
そこをどう面白くするか。
そこが作家の力量なのだし、おもしろい=作品に引き込まれる、という意味では、
ライトノベルどころか大衆的な流行作品でもない、純文学作品も古典文学も、
おもしろいから売れているし生き残っているのだと思えば、そのどれにも当てはまらないのは致命的です。
回り回って最近では、どうすれば面白くなるのか、どころか、何が面白いのか、すら少々あやふやになって来ました。
そんな状態で書かれる作品がおもしろいわけがないし売れるわけないし、今後読んでもらうのもはばかられます。
ここらでやはり、休んだほうがいいのです。
休むのがどれほどの期間になるのかはわかりませんが、予想も目途もつかないほどなら、
それは止める、辞めると同じですから、ここで終わりとした方がいいし、ここで終わりになります。
年齢的なこともあるでしょう。
ぼくは来年で六十歳です。
びっくりです。いやもう自分が驚いてます。
アスキー(かつてあったIT系企業)週刊ファミコン通信編集部(現・週刊ファミ通)に十年近く在籍していたので、
辞めたときは三十五歳でした。
もっといえば、アスキー以前に編集を学んだエ○系出版社(といっても取次ぎを通した本だけの会社で、いまもあります)と
編集プロダクションに二年ほど。さらにまえはふつうのサラリーマン(スーツ着て電車乗って朝9時半に出社するやつ)を
一年ほどやっていたので、計算は合います。
六十歳(まだ五十九歳ですが)といっても、急に演歌を聴いたり歌ったり、
盆栽をいじったり(観葉植物をいくつも育てているので盆栽に興味はありますが)するわけでもありません。
アニメ見たりスマホいじったりゲームやったり、一日中ネットやったり、ラノベの新作は気になるし、
マンガもエ○マンガもツイッター(あまりつぶやかないけど)やったり、読む本はミリタリー系やサブカル系とかだしと、
頭の中は三十五歳くらいのオタクライフがずーっと続いているような、そんな感じでした。
なので実年齢はともかく、そうしたオタク脳はずーっとこれからも続くと思っていたのです。
現役最高齢?ライトノベル作家にはなれないようです。
売れないというのは、出版社や担当編集との関係とか以前に、読者がいない、
読まれていないというのは、それだけで堪えるものです。
なんだおまえは、ただ反応が欲しいだけじゃないのか、承認欲求か、ちやほやされたい、褒められたいだけかよ。
そうじゃない、と言いたかったけど、そうなのかも。いやきっとそうなのでしょう。
ちなみにこの『TOKYO異世界不動産 3軒め』も、「小説家になろう」サイトで掲載していたものの、
毎日更新で第二章の終わりくらいまで評価0、ブックマーク0でした。
最後はちょっと、付きましたが、といっても二けたくらいです。
鈴木ドイツ名義
ガンダムと第二次世界大戦 かくしてジオン軍、ドイツ軍は戦い、敗れた(廣済堂出版)
アニメ検定 アニメ世界に対する愛と知識を総合判定!(監修)(河出書房新社)
萌ゆる神の国!(イカロス出版)
萌ゆる古事記(イカロス出版)
すずきあきら名義
MF文庫J(メディアファクトリー)
夷皇島学園(全6巻)
蒼穹の女神(全2巻)
プリンセスメーカー4(単巻、原作:ジェネックス/ガイナックス)
ソノラマ文庫(朝日ソノラマ)
AZUCHI-剣の左京-(単巻)
HJ文庫(ホビージャパン)
おまかせ退魔! シールドガールズ(全3巻、原作:明貴美加)
AIKa R-16:TURNING MISSION(単巻、原作:スタジオファンタジア/バンダイビジュアル)
百花繚乱 SAMURAI GIRLS[1](全17巻)
HJノベルス(ホビージャパン)
TOKYO異世界不動産(既刊2巻)
自分が作ってて面白い作品じゃないと
未だにやってる
↑17巻も続いた著作があるんやったら充分やろ?
パチ化もされてるみたいやから金はあるんやろうし
ファミ通で
売れとるやんけ
そっちの雑誌で記事書いて凌いでくみたいやな
スリムクラブ内間みたく不安定な職業やから銀行にいじわるされたんかな
スリムクラブは氏んで良いけど
自分には才能があるって思い上がっていたと語ってるわ
でも続けられるのは確かに才能だと思う
ヒットするかは別として
ええやん
普通に面白そうやけど表紙で敬遠するわ
まあこの表紙やないと出版できへんのやろな
小林泰三なんかも表紙が萌え系になって質も低下して読まなくなった
なんか主人公っぽいのだけ浮いとるな
わざわざあんな体調変化が無くても余裕で生きていけるのにバリバリ毎日役員の仕事しながらラノベ書いてるんやぞ
普通に成功者やん
引用元:https://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1606172956/