マイクロソフトが2025年1月30日に公開したSurface ProおよびSurface Laptopの広告。この動画のほとんどがAIによって制作されたという事実が、最近になって明らかになりました。驚くべきことに、公開から3ヶ月間、誰もそのことに気づかなかったのです。
映像内のシーンは、実写とAI生成映像を巧みに組み合わせて作られています。キーボードを打つ手のような自然な動きが求められるシーンは実際に撮影され、短時間で流れるカットや比較的静的な場面はAIが生成しました。
制作初期の段階では、AIを活用してスクリプトやストーリーボード、ピッチ資料を作成。その後、チャットボットや画像生成ツールを使ってビジュアルの方向性を洗練させ、HailuoやKlingといったAI動画ツールで最終的な広告を仕上げました。
もちろん、AIによる映像には限界もあります。例えば、会議ノートの手書き文字が不自然だったり、メイソンジャーのサイズ感が明らかにおかしかったりといった“幻覚”も見られました。しかし、それらはテンポの速い編集によって巧妙にカバーされています。
その結果は驚異的でした。制作時間とコストは約90%削減され、映像のクオリティも一般の視聴者が違和感を覚えないほど。YouTubeのコメント欄にもAIに関する指摘は一切見られなかったほどです。
引用元:https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1745796965/